第三代松代藩主・真田幸道公の正室 豊姫の御霊屋


豊姫は伊予 ( 愛媛県 ) 宇和島第二代藩主・伊達宗利公 ( 仙台藩祖・伊達政宗公の孫 ) の息女として万治 2年 12月 10日 ( 1659年 ) 江戸藩邸で生まれる。


延宝元年 7月 26日 ( 1673年 ) 15歳にて幸道公 ( 17歳 ) に嫁ぐ。


江戸藩邸で「鉢植えの杏 ( あんず )」を愛賞されていたことがあって、これが後に杏の木が松代に来た始めであると言われている。


以来、杏が薬用樹として松代藩の殖産興業の一つとして藩内に広く栽植されるに至った。


享保 18年 7月 5日 ( 1733年 ) 73歳で死去する。


戒名 法雲院殿慈榮元光尼禅師
(案内板より)

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