九代目・野州山徳之丞 ( 高砂部屋 )


いまの宇都宮市の出身で、安政 5年 ( 1858 ) 生まれ。


明治 10年 初代・高砂の弟子となり、19年 5月に十枚目に上がり 幕内には上がらなかったが十枚目を務めること 12場所、29年 1月で引退した。


尾上部屋を興して 2人の野州山を育てている。


2代目は幕内まで上がったが、モテすぎて脱走を繰り返した珍力士で 3代目は次の尾上を襲名した十枚目力士である。


大正 8年 1月 28日に歿し墓は未亡人亡きあと、3代・野州山夫婦が香華を手向けていたというが、いつしか無縁となり普通なら整理されてしまうところ、棹石だけ本堂脇の現在地に移されたという。


現在の台石は新しくつけられたもので、もともとの台石には姓の「信田」と彫られてあったそうだ。

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